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 ただ読んで欲しいです。誰かに理解してほしいから

 

投稿者名:浮雲

タイトル:返信はいりません。ただ読んで欲しいです。誰かに理解してほしいから


 

先生は物凄く多忙だと思います。こんなメールに目を通す暇もないと思います。読む前に削除されても構いません。でももし暇があった時でいいのでただ読んで欲しいです。
何度もカウンセリング・手術を経験している五味さんだとしても私は自分のワキガ,臭いのことを話すのに抵抗を感じて、何度も長文のメールを打ちましたが送信ボタンを押せずに削除していました。でも勇気を出してメールしました。
本当に忙しいのは理解できますし、メールを正しく読めない程疲れていることも理解しました。メールは手術前提のカウンセリングの為にあるのも知っています。

ただ私は誰も、親でさえも理解してくれない苦しみをわかって欲しかったんです。私は臭いで人を不愉快にし、親に話してしまった為に親に迷惑をかけ、泣かれました。皆の迷惑者でしかありません。
今まで何もかも臭いが治るといわれる物は試し、その為にたくさんお金も使ったが効果はなかった…。
私が思う一番最後の手段、消臭対策は死。
もうその道しかありません。人間は元々あの世から来たのですから。故郷に帰るだけです。そうしたら肉体はなく魂だけになるから臭いもしないし皆と幸せになれる気がします。

返信は期待しません。日々数百件ものメールの中で私のメールに目を通し返信して頂けただけでも大変嬉しく思います。

五味さんもたくさんの仕事やメールで大変だとは思いますが、臭いで悩んでいる皆さんは五味さんが神様みたいに見えると思います♪ なのでこれからも頑張って下さい! 応援してます。ではもうメールしないので安心してください。
ただもう誰も話せないから苦しみを吐き出したかっただけです。迷惑メールのようで大変失礼いたしました、では失礼します。

 

投稿者名:五味院長

タイトル:他力の風を信じてください



浮雲さん。あなたのメールは本当に迷ったあげくに、記載することにしました。もし、この記載を希望されないなら、その旨を返答してください。すぐ削除します。

浮雲さん。あなたの言う「消臭対策の最終手段は死である」は物理的には真理でしょう。
人間は生きているから臭うのです。体臭は生活臭です。だからお骨になれば臭いません。これは正しい。

しかし、この考えには、「なぜ人は体臭で悩むのか?」という基本的な視点が欠けています。

あなたに質問しましょう。
あなたは仮に離れ小島で一人だけで住んでいたら、自分の体から出るニオイで悩みますか?
どうですか?   答えは「NO」でしょう。
人は一人でいるときに自分の体臭など意識しないのです。
体のニオイなど、生きてる証ですから、出てもいいのです。

それでは、なぜ悩むのか?
そうです。自分以外の「他人」がいるからです。あなたは自分のニオイで、「人に嫌われる、社会に迷惑をかける」と自分の視点から感じて悩んでいるのです。

あなたは自分の存在が本当に社会の「迷惑者」なのか、実際に個々の他人にいちいち問いただしたことはあるでしょうか?
自分の視点のみから他者を見るのでなく、一旦意識を自己から離脱して、大きな視点から全体を俯瞰(ふかん)してみることも必要なのではないでしょうか?

あなたは、今まで体臭を消臭するためには、「何もかも臭いが治るといわれる物は試し、そのためにもたくさんお金をつかって」きました。
自助努力は十二分にしたのです。自力で出来ることはしつくしたのです。

もうこれ以上何をしろと言うのですか?
死という最後の消臭手段を選ぶしかないではないか?

あなたの気持ちは分かります。
でも、ちょっと待ってください。あなたがまだしていない事があります。

それは「他力を信じ」「他力の風に身をまかせる」ことです。

私は今まで作家の五木寛之さんの思想にかなり影響を受けてきました。ここから先は、五木さんの言葉から引用します。

五木さんは、「他力」という言葉を、「人まかせ」というような消極的な意味合いで使用しているのではありません。
また、俗に言う「他力本願」というような宗教的な意味合いで言っているのでもありません。

むしろ、逆です。
目に見えない大きな力(他力)を実感するためには、自分を信じてがんばる自力の努力が必要だと言っているのです。
五木さんは、他力を「ヨットと風」に例えて次のように説明しています。

「エンジンのついていないヨットは、風が吹かなければ動かない。他力という風が吹いてこない限りヨットは自力で走ることはできないのだ。
しかし、ただひたすら風だけをぼんやり見ているだけでは駄目だろう。
真剣に水平線の雲の気配をうかがい、いつかは風が吹くと信じて、そのチャンスを逃がさないように見張っている必要がある。せっかく風が吹いてきても、帆をおろして居眠りをしていたのでは意味がない。
やはり、自力の努力は必要なのである」

さらに、五木さんは、「他力の風」を感じるためには、とことん絶望することが必要であるとして、次のように述べています。

「他力は自力の母である。
自分を信じてかんばろう、と決意したとき、そのような気持ちが訪れた時こそ、他力の働きの始まりである。他に頼らず自分の足で立つべきだ。そう信じ、それが実際に動きはじめたとき、それこそが他力の訪れの瞬間である。
他力という思想は、真の絶望から発する思想である。安易な希望から生まれる思想ではない。人間についてとことん絶望しきったところから他力の視線がひらける。
自分に対する自信も自負も、すべてが失われるとき、人は他力を確信することができるのだ」

浮雲さん。今のあなたの心境に置き換えて読んでいただきたい。
あなたは今まで、体臭を予防するためにありとあらゆる「自力」の努力をしてきたのです。
そして、そのすべてに「効果がなかった」。
そして、今、自分の全ての努力に絶望し、最終手段をとろうとしている。

しかし、待ってください。五木さんの言葉を信じようではないですか。
自分の努力の限界もはっきり見えた。これ以上絶望することさえできないどん底を自覚した。
そのようなあなただからこそ、目に見えない大きな「他力」という感覚に出会うことができるのではないか?

五木さんは「人生は自分で放り出すほどひどくはない」とも言っています。
まず生きていること、存在することが大事なのです。体臭という苦しみをかかえながら、この世の中で生きているだけでも、すごいことではないですか。

今まで、あなたは、体臭を消すために、ありとあらゆる努力をしてきたのです。
もういいでしょう。
十分「人事をつくした」のですから、ここでそのような努力はもう諦めて、「天命を待っても」よいではないですか?
「諦める」という言葉は、「明らかに究める」ということです。物事を明らかにして、その本質を究めること。
今、あなたは、どのような努力をもってしても、あなたの体臭の軽減には効果がないという事実を、勇気をもって見極め、それを認めたのです。
これはすごいことです。

このようなすごいあなたには、かならず五木さんの言う「他力の風」が吹いてくるでしょう。
その風がたとえ逆風だったとしても、それはあなただけのかけがえのない風です。
生きているからこそ吹く風です。

前回、私は、「自分自身と対立する」ということは、「自分らしくある」ということだろうと言いました。
それは、自分を偽らない自分であり、自分から逃避しない自分であり、葛藤する自分であり、自分と対峙し、正面から向き合う自分であり、自己受容できる自分である。
このことは、五木さんの言う「自力」の努力ではないだろうか?

そして、そのような自分は、まさに「あるがままの自分」であり、「調和している自分」と同一な存在である。と書きました。
これは、まさに五木さんの言う「他力の風」に身を任せている自分ではないだろうか?

今、思えば、「対立=調和」であったように「自力=他力」ではないだろうか?「自他一如」。最後にはそこにいきつくのではないか。

だから、体臭の最終的消臭法は、「死」ではなく、「自他一如」である。私はそう考えます。

浮雲さん、最後にもう一度五木さんの言葉を紹介します。

「人間は生まれながら死のキャリアを持っています。人間の一生は日々、死へ向かって進んでゆく旅である、人間にとって未来には死以外の選択肢はありません。人間は悲しいかな、死へ向かって毎日一歩ずつ近づいていく、はかない存在にすぎないのです」

浮雲さん。私からのお願いです。
人生には、だれしも「期限」というものがあります。その期限だけは、自力ではなく、他力に任せようではないですか。
他力の風を信じてください。
迷惑メール、待っています。

 

 

投稿者名:スティン

タイトル:浮雲さん、自己努力に絶望するのではなく、他力の力を待ってみませんか


 

浮雲さん。私も、15年前の19歳の時に、同じ悩みを抱えていました。中学の頃から、自己臭に悩み、浪人時代に、他人(家族や近所の人)にこれ以上迷惑はかけられない(当時の私は、自分の臭いが他者にも移ってしまうのではないかとの恐怖心に怯えていました)と思い、突発的に、ある方法で、自らの人生を終わらせることを試みました。


幸いにも、たまたま生きていて、そのまま入院し、紆余曲折を経て、今に至ります。


この15年間の中には、自己臭についても、色々幅があったみたいで、今はまた多少臭っていると認識してますが、過去には、本当に臭いはあったのだろうか、あの時の記憶は全て妄想で、過去の事実として存在しなかったのではないか、という時期もありました。(その頃は、周りの人に何度も聞いても、わからないと言うのです)


今は本当にお辛いと思われます。
ただ、この五味先生のHPを読むようになって思ったのは、同じような悩みを持った人間は、全国に、いや世界中にたくさんおられるということです。
それだけは実感してほしいです。

私が中学高校で自己臭に悩んでいた頃は、インターネットも今のように普及していませんでしたから。自分ひとりだけの特別なものとして、悩み苦しんでいましたから。


最後に、臭いについてですが、先ほど記しました通り、私はまた臭いが強くなっていると認識しています。

ただ、今は、特にこの五味先生のHPでは、臭いの種類についてもかなり詳しく、化学的に解説されていましたので、私も、過去の回答を閲覧して、自分が感じる臭いの種類にあった対策を取り入れています。私の場合、それは鉄クロロフィリンだったのですが、これはただ闇雲に消臭をうたった広告に飛びついたのではなく、自分の臭いについて、それに対する化学的な裏付けをこのHPで確認した上で購入に踏み切りました(私も過去に藁にもすがる思いで、何にでも試しました)

自分の臭い対策につきましては、具体的に書くかどうか迷いましたが(間違った影響を与えかねないので)、ただ今は具体的な事を書いた方が、より信用して戴いて、心に届くのではないかと思い、敢えて書かせて頂きました。



五味先生のおっしゃられてる通り、人事を尽くされたのです。どうか、自己努力に絶望するのではなく、他力の力を待ってみませんか。


 

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