五味クリニック 新聞・雑誌掲載情報
ゆほびか 2005年5月号
汗といっしょに毒を出す! 武田久美子さんも実践する「粗塩入浴」ダイエット より抜粋
よい汗を上手にかけるようになる 以上のように、汗をかくのはたいせつなことです。しかし、現代人は汗をかくのが下手になっています。エアコンの効いた環境で過ごしていると、汗腺の機能が低下して、汗の本来の役割である発汗による体温調節機能が衰えてくることがあります。 そこで、よい汗を上手にかく方法としてオススメしたいのが、粗塩を使った入浴法です。塩には保温効果があり、体がしんから温まります。その結果、普通のお湯で皮膚表面だけが温まったときに比べ、効率的に汗をかくことができるのです。 また、お湯に粗塩を入れることで、発汗とともに失われるミネラルを補う効果も期待できます。 先ほどお話ししたとおり、汗腺は未熟な器官であるため、有害な金属だけでなく、必要なミネラルまでいっしょに排せつしてしまいます。しかし、汗腺からの汗は出っぱなしではなく、汗の一部は汗腺から再吸収され、これを「発汗波」といいます。 温泉が効くのもこのためで、温泉の成分が汗腺を通して吸収されるからこそ、効果が得られるのです。粗塩には、塩分のほか、海水のさまざまなミネラルも含まれているので、発汗によるミネラルの流失を補ってくれるわけです。 粗塩を使った入浴を行う際のポイントを、いくつか述べておきましょう。浴槽に入れる粗塩は、お湯の量によっても違いますが、家庭の標準的な浴槽の場合、30〜50gぐらいが適当です。 お湯の温度は38〜39℃と少しぬるめに設定します。粗塩を入れると保温効果が高まるので、この温度でも、じゅうぶん温かく感じ汗が出てきます。浴槽につかる時間は、最初にうちはトータルで15〜20分ほどにしておきます。慣れてきたら好みに応じ、長めにしてもかまいません。ただし、肌にひどい傷のある人は、、染みる恐れがあるので、粗塩入浴は避けたほうがよいでしょう。 また、汗をかくと水分が失われるので、入浴の前後にきちんと水分を取ることも、忘れないでください。有害金属などの毒素を排せつし、ダイエットにも最適な粗塩入浴を、ぜひ試してみてください。
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