五味クリニック 新聞・雑誌掲載情報

 

読売家庭版YOMY 2003年7月号

汗の役割とメカニズム
良い汗 悪い汗 あなたはどちら?

  「汗をかきたくない」なんて言わないで。汗は、元気のモトなのです。
増田明美さんのような汗かき上手になるための方法を紹介します。

体温調節は汗のおかげ

人間は、外気がどんなに変化しても常に一定の体温を保つ“恒温動物”です。体温が1℃でも上がればだるくなり、43度以上になると一般的に生きていくことはできません。そんなデリケートな人体の体温調節を担っているのが汗。体温を下げるにはいくつかの方法がありますが、もっとも効果的なのが汗を蒸発することで発生する気化熱を利用して体温を下げる方法です。「人間は生きるためのエネルギーを代謝によって得ていますが、代謝には熱をともないます。車のエンジンをかけると熱くなるのと同じですね。その熱をそのままにしておくと、どんどん体温が上がってしまいます。ところが、人間の体を構成するたんぱく質は熱に弱い。とくに代謝が活発な脳は弱いんです。だから、汗をかいて体温を下げることは生きるために不可欠。汗を嫌うなんてとんでもないのです」
また、自律神経のバランスを整えたり、肌の潤いを保ったりすることも、汗の重要な役割のひとつです。

 


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