五味クリニック 新聞・雑誌掲載情報
VoCE 2004年8月号
夏の気になるニオイはあなたの体の危険信号!
・“いい汗”をかけば臭わない!? ムシムシと暑い日が続き、ちょっと歩いただけでも汗ばむ季節。“Tゾーン、テカっていたらイヤだなあ”“ファンデがヨレちゃったらどうしよう”なんていろいろ気になるけど、もう1つ、“汗のニオイ、大丈夫かな”と心配する人も多いはず。そのためになるべく汗をかきたくない・・・と思うのが乙女ゴコロ。「でも、“いい汗”だったら臭いにくいんですよ」と五味先生。つまり、ニオイは汗の量じゃなくて汗の良し悪しに関係するっていうこと?「そうなんです。ではまず、汗の働きについて説明しましょう。人間は気温に関係なく、いつも一定の体温をキープする恒温動物。つまり、夏のように気温が高くなる場合、一緒に体温が上昇しないようにする必要があります。その手段が発汗というシステム。汗が水分として皮膚から蒸発するときに気化熱を奪うので、体から熱を取り除くことができるのです。普段“汗をかく”というときの水分は“エクリン腺”という汗腺から出るもの。これがサラサラで肌の上ですぐ乾くようなら“いい汗”、ネバネバで乾きにくいなら“悪い汗”です。“いい汗”はきちんと体温を調節してくれますが、“悪い汗”はその機能がうまく働きにくいよう。最近の若い人はこの“悪い汗”ばかりかいていることが多いですね」それはタイヘン!どうして“いい汗”をかけないの?「現代生活ではエアコンのきいた部屋で過ごすことが多く、夏でも汗をかいて自分で体温調節する必要がないですよね。すると、汗腺は働かなくなり、汗の質まで変わってしまうのです。本来なら、汗のほとんどの成分は塩分。ところが、衰えた汗腺から出てくる汗は、塩分のほか、体に必要な成分まで含んでいます。これが“悪い汗”。いろいろな成分を含んでいるために、ニオイが強くなります。つまり、汗をかかないから、ニオイの少ない“いい汗”をかけず、“悪い汗”しかかけないからニオイを発し、だから、汗をかかないようにエアコンのきいた部屋で過ごす、と悪循環になっているのです」“いい汗”をかけない人は体温調節が上手にできないため、冷え症、冷房病、低体温などに悩むことも多いそう。汗のニオイがきつくなってきたら、体の声に耳を傾けてみて。不調を訴えているのかも!?
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