五味クリニック 新聞・雑誌掲載情報
東京スポーツ2005年1月18日 男の若返りマル秘作戦 連載〈27〉インポから足腰まで
顔の表情「無表情」は禁物!!笑顔で若々しさと好感度アップ
他人への印象について五味クリニック五味常明院長に聞いた。 「まず大切なことは顔の表情です。表情は情動によってさまざまに変化しますが、それによって他人への印象が全く異なります」 情動とは心理学用語で内面の感情と身体的表現が合わさったような意味である。それには「幸福」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「恐怖」「驚き」があり、例えば驚いたとき、眉毛がつりあがり、目は大きく開く。アゴは下に落ち込んで口は開く。額に横シワが入るのも特徴だ。 「これら特徴のある顔を書いたイラストを何人かに見せてテストをしたところ、全員が『若い』と感じる表情がありました。それが『笑顔』だったんです」(五味院長)。 笑顔は幸福の情動である。それはつまり、口が開いて歯が見える。唇が後ろの上のほうへ引き上げられた状態だ。 「鼻から唇まで達する鼻唇(びしん)しわができ、目じりにシワが寄る。おもに頬骨筋を持ち上げると作ることができます」 いわゆる表情筋と呼ばれる、目や鼻などを動かす筋肉は顔面に20種類ほどあり、互いが協調して複雑な表情をつくっている。頬骨筋もそのひとつてで、目じりの下から上唇へ斜めに走り、笑顔には欠かせない。ここを緊張させると頬と同時に唇も引き上げることができる。逆に加齢とともに、頬骨筋が衰えると頬は緩み、唇の両側はたるんでしまい貧相になる。しかし五味院長によれば最も老け顔はほかにあるという。 「それが『無表情』。同じ顔なのに一番年寄り臭くなるので要注意です」 若く見せるにはほかに「視線」と「瞳孔(ひとみ)」がポイント。アメリカの心理学者ヘスは、異性のヌード写真を見せて瞳孔の開きを調べたところ、部屋の明かりとは関係なく、対象への興味によって大きさが変わるということが実証されている。 「同じ女性の写真でも、1枚は瞳孔が開いたもの、1枚は開いていない収縮したものを見せた。すると瞳孔が開いているほうに、写真を見ている男性の瞳孔も開いた。男性は女性に『やさしさ』や『女性的』という感情を抱いたようである。つまり。好意のある人には瞳孔が拡大するので、その結果、相手には好意を持たれているということが認知されるのである」(五味院長)。 昔から「目は口ほどにモノをいう」という。女性を口説くには昼より夜がよいといわれるのは、夜は瞳孔が開くからという説もある。いずれにせよモテるモテないに年齢は関係ないだろう。 「笑顔はそれだけでも心の中が明るくなる。意識してつくることは重要ですよ。いつまでも若々しいということは、他人に好感をもたれることと同じですから」と五味院長は話す。 (医療ジャーナリスト・倉西隆男&取材班)
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