五味クリニック 新聞・雑誌掲載情報

 

女性自身 2003年7月1日号

汗は体を守ってくれる
 

いい汗、悪い汗ってあるの?

よく「いい汗かいたね」「悪い汗かいちゃったよ」っていうけど、スポーツの汗だからいい汗なの?緊張したときの冷や汗は悪い汗?
そもそも汗の素は、血液中の血漿。それがエクリン腺の導管を通る段階で、ナトリウムや塩素、カリウム、アンモニア、乳酸などが血管内の血漿のほうに再吸収されて99%以上が水分になり、戻しきれなかった微量の塩分やイオン類が、汗と一緒に出てくる仕組み。
「だから、再吸収機能がうまく働いているいい汗ほど、より水に近いサラサラ汗になります。そして水に近い汗は蒸発しやすく、気化熱による体温調節もスムーズに行えます。出も、汗腺機能が衰えると再吸収の働きも低下して、粘っこいドロドロ汗になるので、ベタベタして乾きにくく、体温調節の働きも鈍りますね」(五味院長)
また、水に近いいい汗に比べて悪いドロドロ汗には、乳酸やアンモニアなどにおいの元になるものが多い=ニオイに変わりやすい汗ともいえる。つまり汗の本当のよし悪しは、シチュエーションではなく、汗の質だというわけ。だからといって、悪い汗を抑えても解決にはならない。いい汗をかける体質になることが大切だ。

 


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