五味クリニック 新聞・雑誌掲載情報

 

Gainer 2004年6月号


靴を脱いだらプ〜ン 足がクサイ! より抜粋


足の裏の異常な発汗は、精神的な葛藤の表れ

足が多汗になる原因は、それだけではない。緊張したり、興奮したときに“手に汗握る”ことがあるが、そのときは足の裏も同様に汗をたっぷりかいているのだという。

「精神が緊張・興奮したときにかく汗を精神性発汗といいますが、ストレスの多い環境に長くいることで、ごく日常的な場面でも、手のひらや足の裏に大量に汗をかくようになってしまうことがあります。いくら足を清潔にしても足が臭くなってしまう人、社会人になってから、急に足のニオイが気になりだしたという人は、ストレスによって精神性発汗が促されていると考えられますね。また、ささいなきっかけで足のニオイが気になりだし、汗をかくまいと思うほど、かえって汗をかいてしまう人もいます」(五味さん)

また、このような精神性発汗による汗は、普通の汗とは微妙に成分が異なるという。ここでまず、通常の汗が出るプロセスを説明しよう。
体温が上昇すると、血液からミネラル分と水分が汗腺に取り込まれるが、このとき、体にとって必要なミネラル分は血液に再吸収され、水分とわずかな塩分だけが汗として皮膚面に排出される。つまり、血液への再吸収機能がうまく働いている汗ほど、より水に近いサラサラの汗になるぶん蒸発しやすく、気化熱による体温調節もスムーズに行われるのだ。
ところが、不安や緊張などによる精神性発汗の場合、突発的かつ大量に汗をかくため、ミネラル分の再吸収が追いつかず、汗に混じって体外に排出されることになる。ミネラル分を多く含んだ汗は、ベタベタとして蒸発しにくいうえ、皮膚表面をアリカリ化してしまうため、皮膚の常在菌が繁殖しやすくなり、ニオイも強くなってしまうわけだ。五味さんは言う。

「足の多汗に悩む人には、共通する性格があって、皆さん一様に、まじめで完璧主義、負けず嫌いの努力家です。それでいて、かなりの恥ずかしがり屋でもあり、一人の人間のなかで、外向性と内向性が真っ向から対決し合っています。その結果の汗なんですね。精神的な汗は、先述したとおり、止めようと思えば思うほどたくさん出てしまいますが、逆に『もっと汗を出してやろう』と開き直ると、案外すんなり止まってしまうものなんです。ごく単純な方法ですが、これが実に効果的なんですよ」

ただし、対人場面に支障をきたすほど、汗が気になって仕方ないという人は、「多汗恐怖」と呼ばれる状態で、精神科医やカウンセラーなどの治療が必要となる。

「多汗恐怖の治療は、対人恐怖の治療と同様に、精神分析療法や自律訓練法などが行われますが、これはかなりの時間と労力を必要とします。そこまで深く悩んではいないけれど、汗とにおいが気になるという人は、簡単な呼吸法を試してみてください。いわゆる腹式呼吸で、自律神経を整え、汗をコントロールするんです。まず、腹を引っ込めて古い空気を絞り出し(8秒)、次に腹の筋肉をゆるめて自然に肺を新鮮な空気で満たし(4秒)、そのまま息を止める(16秒)。これを繰り返すだけです。この呼吸法は、仕事中にイライラしたり、プレッシャーを感じてイヤな汗をかくようになときにも役立ちますよ」



 


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